地域の工務店の良さを考える - 姫路で注文住宅、いくらで建つの?

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地域の工務店の良さを考える

・地元出身者の多さ
これまで、住宅を施工する会社には、大まかに分けて「ローコスト系メーカー」「地域の工務店」「全国規模の住宅メーカー」の3種類があると言ってきました。
このうち、最も価格の安いローコスト系メーカーはフルオーダーの注文住宅というより、セミオーダーに近い面もありますので、注文住宅を建設する場合の検討からは除きます。
そして、ここでは「地域の工務店」と「全国規模の住宅メーカー」を比較してみましょう。

まず地域の工務店は社員に地元出身者が多いという点が特徴として挙げられます。
単純に地場企業だから当然ですね。
それでは、なぜ地元出身者が多いと良いのでしょうか。
地元出身者は地域の習慣や暮らし方、県民性のようなところまで熟知しています。
そうした体で覚えている知識は、その地で新たに居を構えて長く住もうという人にとって参考になる情報の宝庫です。
そうした無形の資源を住宅づくりに生かしましょう。

・フランチャイズ方式の会社も
一方で全国規模の住宅メーカーの各社は一般的に全国展開する規模のメリットがありますから、最新のデザインや資材を扱う方法が社内に蓄積されていますし、一つ一つのコストも地方の中小工務店よりは抑えられる可能性もあります。
ただ、一般的には高品質をうたうメーカーが多いので、全体の価格は地域の工務店よりも高くなる傾向があります。
ところで、地域の工務店には地元出身者が多いということをメリットとして挙げましたが、実は全国規模の住宅メーカーも似たり寄ったりの状況なのです。
と言うのも、幹部社員は東京や大阪などの本社で一括採用されていますが、大きな会社では地域限定採用の人もいるのです。
昔は事務職として雇うのみだった会社も、今では「地域限定総合職」などの制度も創設されていますから、大手メーカーの地方拠点にも、優秀な地元出身者がいる環境が整ってきているのです。
さらに、住宅メーカーの中にはフランチャイズ(FC)方式を採用している会社もあり、姫路にも存在します。
見た目こそ全国規模の会社の看板を掲げていますが、中身は地元出身者の多い地元企業である場合です。
このような企業は大手メーカーと地元工務店の良いところどりとも言えますので、一度、門をたたいてみてはいかがでしょうか?